AI電力革命で注目の「電力・エネルギー株」投資入門

テーマ株・セクター

NVIDAの株価が急騰した2023年頃から、「AIの電力消費がすごい」という話を各所で目にするようになった。私もNVDAを少額保有しているが、その恩恵を享受しながら「AIブームで次に来るのはどこか」と考えるようになった。そこで注目したのが電力・エネルギーセクターだ。

AIデータセンターと電力需要の関係

私が調べた限りでは、大規模AIモデルの学習・推論には膨大な電力が必要で、米国のデータセンター電力消費は今後急増すると見られている。ChatGPTのような生成AIが普及するほど、サーバーを動かす電力が必要になる。その電力を供給するのが電力会社であり、発電設備を作る企業群だ。

テクノロジー株の恩恵を受けた後、「次はインフラを支える側か」という視点は、投資の世界では比較的オーソドックスな発想でもある。半導体→データセンター→電力という流れをどう捉えるか、という見方もある。

電力・エネルギー株の選び方と注意点

米国電力セクターには大手公益株(ネクステラ・エナジーなど)から、原子力関連・再生可能エネルギー関連まで様々な銘柄がある。私はまだ個別の電力株には手を出していないが、ETFを通じてエネルギーセクターに間接的にエクスポージャーを持っている。

注意点としては、電力株は規制業種であり、金利上昇局面では割高感が出やすい点だ。また、AI電力需要が本当にそこまで伸びるかどうかは不確実性が残る。過熱感が出た局面では慎重さも必要だと感じている。

「AIの恩恵はテック株だけではない」という視点

私はNVDAやTSMを保有しているが、テクノロジー直撃銘柄だけでなく、その周辺インフラを支える企業にも目を向けるのがバランスの良い投資だと思っている。電力・エネルギー株はその一つの候補だ。ただし、あくまで自分のリスク許容度と相談しながら少額で始めるのが私のスタイルだ。

私が電力・エネルギー株に興味を持ったのは、AI関連の議論でデータセンターの電力消費が急増しているという記事を読んでからだ。中部電力(9502)・関西電力(9503)を少額保有しているが、いずれも含み益が出ている。「電力は地味」と思われがちだが、AIブームと電力需要の拡大が重なる今の局面では、意外と面白いテーマだ。米国ではAEP(アメリカンエレクトリックパワー)も保有しており、電力インフラへの長期配分を意識している。

最終的な判断はご自身で。私はこう考えている、という話です。

💡 電力・エネルギー株の補足

・米国最大手級の再生可能エネルギー関連公益事業会社はネクステラ・エナジー(NEE)。太陽光・風力発電で世界最大級の設備容量を持つ
・国際エネルギー機関(IEA)の試算では、世界のデータセンター電力消費は2026年までに2022年比でおよそ倍増する見通しとされている

📊 加藤智也の分析メモ

電力株は値動きが地味な分、AIのような派手なテーマの陰に隠れがちだが、「AIが動くには結局電気が要る」という単純な事実に気づいてから、インフラ側にも目を向けるようになった。中部電力・関西電力を保有しているのも、派手さより裏方の安定感を評価してのことだ。

データセンター需要つながりでは、REIT視点の記事も書いている。(データセンターREITの記事)

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