加藤智也の保有銘柄を全公開①──米国株・ETF編【2026年8月版】

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投資を10年近くやってきて、「実際に何を持っているか」を公開している個人投資家ってそんなに多くないと思う。プロのように上手く見せたいのか、含み損を見られたくないのか。正直わかる。でも私は敢えて全部出すことにした。

数量は伏せているが、何を持っていて含み益・含み損がどちらかは全部書く。うまくいっている銘柄だけを見せても意味がないと思っているので。

米国個別株(特定口座)

まずは米国の個別株から。取得単価と現在値の両方を載せているので、いつ頃から持っているかの感覚もつかめると思う。

ティッカー 銘柄 取得単価 現在値 損益
AAPL アップル $133.50 $314.58 +136%
META メタ $140.70 $571.10 +306%
NVDA エヌビディア $119.85 $227.98 +90%
TSM 台湾セミコンダクター $105.19 $427.30 +306%
TSLA テスラ $175.76 $354.81 +102%
JNJ ジョンソン&ジョンソン $170.79 $265.77 +56%
MLI ミューラーインダストリーズ $20.68 $64.18 +210%
MO アルトリア $44.32 $67.67 +53%
BAC バンクオブアメリカ $37.58 $61.17 +63%
VZ ベライゾン $45.71 $49.43 +8%
F フォード $13.17 $13.95 +6%
AEP アメリカンエレクトリックパワー $107.80 $122.71 +14%
EIX エジソンインターナショナル $62.44 $73.68 +18%
UGI UGI(ガス公益) $35.56 $38.23 +8%

META・TSMがどちらも+306%なのは自分でも驚いている。TSMはAIブームの前から地道に積んでいたのが功を奏した。METAはAIへの大型投資が嫌気されて株価が落ちていた時期に買い増したのが正解だった。

一方でフォードやUGI、ベライゾンは正直「持っているだけ」という状態で、リターンはほぼゼロに近い。配当目的で持っているものの、成長性には期待していない。

米国ETF

個別株に加え、ETFもかなりの種類を持っている。インデックスだけでなく、高配当・債券系も混ぜているのが私のスタイルだ。

ティッカー 銘柄 取得単価 現在値 損益
VOO バンガードS&P500 $472.09 $708.75 +50%
VT バンガード全世界株 $106.88 $161.57 +51%
VYM バンガード高配当 $121.60 $164.41 +35%
SPYD S&P500高配当 $41.18 $49.98 +21%
JEPI JPモルガンエクイティプレミアム $57.77 $57.85 +0.1%
QYLD NASDAQ100カバードコール $17.71 $18.28 +3%
VXUS 全世界除く米国 $82.88 $87.93 +6%
WDIV 全世界配当株 $81.92 $85.38 +4%
DEM 新興国高配当 $37.60 $55.38 +47%
HYG ハイイールド社債 $80.74 $79.87 -1%
JNK ハイイールド債券 $97.47 $96.13 -1%
IGIB 米ドル建て社債5-10年 $53.55 $52.41 -2%
VCIT 米国中期社債 $83.08 $81.44 -2%

VOO・VTは定番中の定番で、長期で持ち続けるだけのコアポジションだ。+50%超えているのは単純に保有期間が長かったおかげで、何も特別なことをしていない。

債券ETF(HYG・JNK・IGIB・VCIT)は少し含み損。金利が高止まりしている局面では仕方ないと割り切っている。金利が下がり始めれば価格は上がるはずなので、今は静観中だ。

JEPIとQYLDは毎月分配型で、配当を「小遣い」感覚で受け取るために少額持っている。大きく値上がりする銘柄ではないが、毎月入金があると投資を続けるモチベーションになる。

一般口座(旧来保有)

特定口座とは別に、一般口座にも数銘柄ある。昔から持っているもので、売ると税金の計算が複雑になるので整理できていない状態だ。

FLNG(フレックスLNG)・T(AT&T)は含み益。スリーエム(MMM)は+241,535円ほどで、長期保有してきた甲斐があった。WBD(ワーナーブラザースディスカバリー)とSOLV(ソルベンタム・JNJからのスピンオフ)は整理できていない状態が続いている。

感想:米国株は「持ち続けること」が最大の戦略だった

振り返ると、米国株で大きく取れた銘柄はほぼ例外なく「長く持っていたもの」だ。METAもTSMも、株価が下がっていた時期に売らずに持ち続けたから今がある。

逆に「そろそろ高いかな」「一旦利確しようかな」という判断で売った銘柄は、その後も上がり続けたケースが多い。

米国株の個別銘柄やETFに興味がある方の参考になれば嬉しい。次回は日本株・アジア株・投資信託編を公開する。


💡 銘柄・企業の補足

記事内に登場する主な銘柄について補足します。META(メタ)はFacebook・Instagram・WhatsApp・Threadsを運営するソーシャルメディア企業です。2022年にAIへの大型投資が嫌気されて株価が大幅下落した時期がありましたが、その後のAI活用による広告収益の改善で株価が大きく回復しました。

TSM(台湾セミコンダクター製造、TSMC)はApple・NVIDIA・AMD・Qualcommなど世界中のチップを製造する半導体の製造受託最大手です。自社でチップを設計しているのではなく、他社が設計したチップを代わりに製造する「ファウンドリ(製造専業)」ビジネスモデルで、世界の半導体製造の約6割以上のシェアを持ちます。

債券ETF(HYG・JNK・IGIB・VCIT)が含み損になるのは、金利と債券価格が逆の動きをするためです。金利が上がると既存の債券の価値が下がります(新しい高利率の債券の方が魅力的になるため)。金利が低下に転じると価格は上昇する傾向があります。JEPIはカバードコール戦略を採用した毎月分配型ETFで、配当利回りが高い一方で大きな値上がり益は期待しにくい設計です。

続きは日本株・アジア株・投資信託編で公開している。(日本株・アジア株・投資信託編)

📊 加藤智也の分析メモ

自分のポートフォリオを公開してみて、改めて「持ち続けることの力」を感じました。

METAで+306%になったのは特別な判断をしたわけではなく、AIへの投資が嫌気されて株価が大幅下落していた時期(2022年)に「これだけ下がったなら買い増しできる」と追加購入して、その後持ち続けただけです。TSMも同じで、地政学リスクを心配して売りたくなった時期もありましたが、売らなかったことが結果的に正解でした。

一方で債券ETFの含み損は「金利がここまで上がり続けるとは思っていなかった」という読み違いです。配当目的で持っていますが、金利が低下すれば価格も戻るはずと静観しています。

フォードやベライゾンのような「ほぼ動いていない銘柄」も正直に載せているのは、「うまくいった銘柄だけ話す投資家」にはなりたくないからです。現実のポートフォリオにはこういう銘柄も含まれます。

このブログは加藤智也の個人的な投資日記です。特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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