SBI証券で毎月積立を全公開──オルカン10万円NISA+米国高配当ファンド、証券会社1本に絞った理由

SBI証券のNISA口座に関する画像 投資入門

「実際に何を積み立てているの?」と聞かれることが増えたので、正直に全部公開することにした。

私が使っている証券会社はSBI証券1本だけだ。口座を分けると管理が面倒になるし、ポイントや各種サービスを集約した方が使いやすいという結論に至った。NISA口座・特定口座・一般口座、全部SBI証券に集まっている。

今月の積立設定(2026年8月時点)

ファンド名 口座・決済 月額 積立日
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) NISA(つみたて)/ クレカ払い 100,000円 毎月8日
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) 特定口座 / 現金 3,000円 毎月21日

合計月103,000円の積立だ。メインはオルカン(オール・カントリー)のNISA枠フル活用。もう一本はSBI独自の高配当ファンドを少額でサブ積立している。

実は最初からこの形だったわけじゃない

今でこそ毎月8日にオルカンへ10万円という形に落ち着いているが、最初からこうだったわけではない。旧NISA制度の頃にコツコツ貯めていた分があり、2026年3月に新NISAの成長投資枠へまとめて移した。自分の資産推移グラフを見返すと、このタイミングだけ評価額がひとつ段を飛ぶように増えているのがはっきり分かる。旧NISAの資産をそのまま塩漬けにしておくより、非課税枠が拡大した新NISAに寄せた方が管理も楽だし理にかなっていると判断した。

なぜオルカンをNISA満額(月10万円)にしたのか

2024年からNISAの「つみたて投資枠」が年間120万円に拡大した。月10万円がちょうど使い切れる上限だ。使える非課税枠はなるべく使い切る方が長期的な資産形成には有利だという考えで、月10万円に設定している。

なぜオルカンかというと、「世界中の株式市場に丸ごと投資する」という考え方が自分に合っているからだ。どの国・どの会社が次に伸びるかを当て続けるのは難しい。それなら世界全体の成長に乗ってしまう方が、長期で見ると合理的だと思っている。

オルカンはNISAのつみたて投資枠の対象ファンドで、信託報酬は年率0.05775%という超低コスト。積立を続けるだけでいい、という使い勝手の良さも選んだ理由だ。

SBI・S・米国高配当株式ファンドを3,000円サブ積立している理由

こちらは個別株で持っている高配当ETF(SPYD・VYM)の感覚を投資信託でも持っておきたいという気持ちで始めた少額積立だ。年4回決算型で配当相当の分配金が出る設計になっている。

3,000円というのは少額だが、「オルカン一本にしながら、少しだけ高配当系の感触も掴んでおく」という使い方をしている。

ちなみにこの3,000円の積立費用は、毎月SBI証券とクレジットカードの利用で貯まるVポイントで充当しているので、実質的な自己負担はゼロ円だ。「ポイントで投資信託が買える」仕組みについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてほしい。

💡 補足

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は三菱UFJ国際投信が運用する投資信託で、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動します。日本・米国・新興国を含む世界約50ヵ国の株式に一括投資できる商品で、2023〜2025年に個人投資家に最も購入された投資信託の上位に入り続けています。通称「オルカン」。信託報酬0.05775%(年率)は同カテゴリーで最安水準です。

NISAの「つみたて投資枠」は年間120万円(月最大10万円)が非課税で積み立てられ、運用益・分配金が永久に非課税になります。2024年からは旧制度より大幅に拡充されており、長期積立の恩恵が大きくなりました。

クレカ積立でVポイントが貯まる仕組みは別記事で詳しく解説している。(SBI証券×クレカ積立の記事)

2026年9月時点の運用成績を正直に公開する

ここまで積立の中身を書いたので、実際の成績も隠さず出しておく。2026年9月17〜18日時点のSBI証券NISA口座の数字だ。

項目 金額 消化率
生涯投資枠 329万9,912円 / 1,800万円 18.3%
2026年 つみたて投資枠 90万円 / 120万円 75%
2026年 成長投資枠 240万円 / 240万円 100%
NISA資産残高 402万8,490円 評価損益 +72万8,323円(+22.06%)

つみたて投資枠は月10万円ペースなら11月には年間120万円を使い切る計算になる。成長投資枠は旧NISAからの移管分でもう今年は埋まっているので、来年枠が復活したらどう使うかをまた考える必要がある。

📊 加藤智也の分析メモ

証券会社をSBI証券1本に絞ったのは「管理のシンプルさ」と「ポイントの集約」が主な理由です。口座が複数あると確定申告や資産管理が複雑になる。SBI証券はVポイント・Tポイントの両方に対応していて、クレカとの連携でポイントが貯まりやすい環境が整っていると感じています。

オルカンを月10万円に設定したのは「考えることを減らしたい」という意識もあります。毎月何を買うか悩まない、どの割合にするか迷わない。オルカンに全力で積んで、後は市場に任せる。働きながら投資を続けるには「続けやすいシンプルさ」が一番大事だと思っています。

オルカン一本集中のリスクも正直に書いておく

オルカン一本に集中する形にはリスクもある。世界株式といっても時価総額比率でいえば米国が6割前後を占めるため、実質的には「米国株中心のインデックス」に近い。ドル円が大きく円高に振れれば評価額は目減りするし、米国株が長期停滞すれば恩恵も薄れる。それでも「どの国が伸びるかを当てにいくより、世界全体に乗る方が続けやすい」という考えは今のところ変わっていない。

よくある質問

Q. NISA成長投資枠、来年はどう使う予定?

今年の成長投資枠240万円は旧NISAからの移管でほぼ使い切ってしまった。来年枠が復活したら、オルカンをさらに積み増すか、個別の高配当株を組み込むか、まだ決めていない。決まったらまたこの記事で報告したい。

Q. SBI証券じゃないとダメ?

そんなことはない。楽天証券やマネックス証券でも同じようにオルカンの積立はできる。自分がSBI証券に落ち着いたのは、Vポイントやクレカ積立との相性が個人的に良かったからというだけの話だ。

Q. オルカンじゃなくてS&P500じゃダメなの?

米国だけに賭けるかどうかの違いで、どちらが正解ということはないと思っている。自分は「世界全体に乗る」方が気持ち的に続けやすかったので、オルカンを選んでいる。

ここまで自分の積立の中身と、始めた経緯・現在の成績まで全部書いた。人によって使える資金も投資に対する考え方も違うので、これが正解というつもりはない。皆さんはどんなスタンスでNISAへの投資をしていますか?

このブログは加藤智也の個人的な投資日記です。特定の銘柄・サービスへの投資・利用を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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