投資を始めた頃、「楽天とSBIどっちがいいんだろう」とかなり迷った記憶がある。ネットで調べると意見が割れていて余計に迷う。結局私はSBIを選んだが、楽天証券にも良い点はある。両者を実際に比較した視点で書いてみる。
私がSBIを選んだ理由
最終的にSBI証券を選んだ一番の理由は「米国株・ETFの取扱いが豊富」だったからだ。VOO・VT・SPYD・JEPI・VYMなど、私が保有しているETFのほぼ全てをSBIで買えた。また、三井住友カードとの連携でクレカ積立もできるようになり、ポイント還元の面でも使い勝手が良い。
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| クレカ積立の連携カード | 三井住友カード | 楽天カード |
| クレカ積立の還元率(上位カード) | 最大3.0%(プラチナプリファード) | 最大1.0%(楽天ゴールドカード等) |
| 投信保有ポイント | Vポイント・Tポイント等に対応 | 楽天ポイントに対応 |
| 銀行連携の金利優遇 | 住信SBIネット銀行との連携 | マネーブリッジ(楽天銀行) |
| 米国株・ETFの取扱数 | 豊富 | 豊富 |
実際、自分は三井住友カード プラチナプリファードで毎月10万円の積立をしていて、積立分だけで年間36,000ポイントが貯まっている(詳しくは別記事にまとめた)。この還元率の高さが、SBI証券を使い続けている理由の一つになっている。
楽天証券が向いている人
楽天経済圏をすでに活用している人には楽天証券が相性良いと思う。楽天カードでのクレカ積立でポイントが貯まり、そのポイントで投信を買える仕組みは非常に合理的だ。楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金の金利が上がる点も魅力。ポイントを投資に回したい人には有力な選択肢だ。
どちらを選んでも大差ない、という正直な感想
正直なところ、どちらを選んでも「始めること」自体が一番重要で、証券会社の差で大きく結果が変わるわけではないと思っている。手数料はどちらもほぼ横並び、取扱商品も大差ない。迷っているなら「楽天をよく使うなら楽天」「そうでないならSBI」くらいのシンプルな判断で十分だ。
私の場合は最初にSBIを選んで現在に至るが、後悔はない。もし楽天を選んでいても、投資のリターン自体はほぼ変わらなかっただろうと思っている。
10年SBIを使い続けた感想
SBI証券を使い始めてかれこれ10年が経った。米国株・ETFの取扱いの豊富さは今でも不満がない。VOO・VT・VYM・SPYD・JEPI・QYLDなど、私が保有しているETFは全てSBIで買えた。外国株の扱いについては今でもSBIが一番使いやすいと感じている。
ただ正直に言うと、最近は楽天証券にも少し魅力を感じている。楽天カードでのクレカ積立の還元率や、楽天銀行マネーブリッジの金利上昇など、「楽天経済圏」を活用しているなら楽天証券は理にかなった選択だ。私は楽天をあまり使っていないので乗り換えの動機が薄いが、これから始める人なら楽天もSBIも一長一短あって甲乙つけがたい。
結局のところ、「どちらが正解か」より「どちらかを選んで早く始めること」の方が圧倒的に重要だ。証券会社を決めるのに1ヶ月悩むくらいなら、まず口座を開けばいい。どちらでも、インデックス積立は今日から始められる。
よくある質問
Q. 両方の口座を持つのはあり?
ありだと思う。証券口座の開設・維持に費用はかからないので、SBIと楽天の両方に口座を作って、NISA枠はどちらか一方、特定口座はもう一方、という使い分けをしている人も多い。ただ管理が煩雑になるので、自分は「一本化してシンプルにする」方を選んでいる。
Q. NISA口座はどちらで開設すべき?
NISA口座は1人1口座しか持てないので、最初にどちらかを選ぶ必要がある。自分が普段使っているクレジットカード・銀行・ポイント経済圏で決めるのが一番失敗しにくいと思う。特にこだわりがないなら、この記事の比較表を参考に、還元率の高さで選んでも良い。
これが答えだとは言いません。ただ私はこう読んでいる、という記録です。
・楽天証券は2023年に投信保有ポイントの改定を行い、還元率が一部縮小した経緯がある。制度は定期的に見直されるので都度確認が必要
・SBI証券の三井住友カード積立は、カードのランクによって還元率が0.5%〜5%と大きく変わる仕組み
証券会社が自分に向いているかどうかのチェックリストも別記事で書いた。(証券会社チェックリスト)
「経済圏」で選ぶという発想は理にかなっていると思う。証券会社単体の機能差は年々縮まっているので、普段使っている銀行・カード・通信キャリアとの相性で選ぶ方が、トータルの得を最大化しやすい。


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