今回は正直、恥ずかしい話です。マジで反省しています。証券会社の営業マンから電話がかかってきて、「ホルムズ海峡の問題が概ね解決に向かっていますから、(原油は)売りポジションでいいですよ」と言われ、それを自分でろくに調べもせず鵜呑みにして原油CFDを「売り」で建ててしまいました。結果、含み損138,723円を抱えています。

なぜ「売り」だったのか:ホルムズ海峡と原油価格の話
ホルムズ海峡は、中東の原油の多くが通過する海上輸送の要所です。この付近で地政学的な緊張が高まると「原油の供給が滞るかもしれない」という不安から原油価格は上がりやすくなり、逆に緊張が和らぐと「供給不安が解消される」として価格は下がりやすくなる、というのが一般的な値動きのロジックです。営業マンの話は「その緊張が和らぐ方向に向かっているから、原油価格は下がるだろう=売りで利益が狙える」という理屈でした。理屈自体は分かりやすかったですし、プロがそう言うならと、正直あまり深く疑いませんでした。
自分で一次情報を確認しなかったツケ
今振り返って一番反省しているのは、「電話口の話をそのまま信じて、自分でニュースや原油価格のチャートを確認しなかった」ことです。地政学リスクは日々状況が変わりますし、「概ね解決に向かっている」という表現自体、誰かの見立てにすぎません。それを自分の判断のように扱ってポジションを建ててしまったのは、完全に自分の落ち度だったと思っています。
結果:原油価格はむしろ逆方向に、含み損138,723円
結果として原油価格は下がるどころか上昇方向に動き、売りポジションは含み損に転じました。現時点で原油ETFの含み損は138,723円です。CFD口座全体で見た証拠金維持率は254.61%とまだ余裕がある水準なので、追証やロスカットが迫っている状況ではありませんが、「わかっていたはずのことをスルーしてしまった」という悔しさが残る結果になりました。
営業電話の情報とどう向き合うべきだったか
証券会社の営業担当者も仕事として電話をかけてきているわけで、悪意があったとは思っていません。ただ、証券会社にはお客に取引をしてもらうこと自体にメリットがある構造があることも忘れてはいけないと、今回改めて感じました。営業電話の情報は「一つの意見・参考情報」として受け止め、最終的にポジションを取るかどうかは自分で一次情報(ニュース・チャート・需給データなど)を確認してから判断する。当たり前のことですが、実際に痛い目を見るまで徹底できていなかったというのが正直なところです。
今後の方針:危険水準に至らない限りは放置
このポジションについては、証拠金維持率が危険な水準まで落ち込まない限りは、当面そのまま保有を続けるつもりです。狼狽して慌てて損切りするのではなく、含み益に転じたタイミングがあれば売却する、というスタンスで様子を見ます。ロスカットライン付近まで悪化するようなことがあれば、その時点で改めて損切りを検討します。
・ホルムズ海峡:ペルシャ湾と外洋を結ぶ海峡で、世界の原油輸送の約2割前後が通過するとされる要所。周辺情勢の緊張・緩和が原油相場に影響を与えやすい
・証拠金維持率:預けている証拠金に対して、含み損益を反映した「実質的な余力」の割合。数値が下がるほどロスカット(強制決済)に近づく
今回一番の反省は、「プロっぽい話し方」に判断力を委ねてしまったことです。地政学リスクのような不確実性が高いテーマほど、他人の見立てをそのまま自分の結論にしてはいけないと痛感しました。CFDの証拠金維持率自体はまだ健全な水準なので慌てる必要はありませんが、この失敗は次に活かしたいと思っています。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の取引を推奨するものではありません。FX・CFD・仮想通貨は元本を超える損失が生じる可能性がある金融商品です。取引を行う場合は、必ず余裕資金の範囲内で、ご自身の判断と責任において行ってください。
FX・CFDの基本用語については別記事で整理した。(FX・CFD入門の記事)


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