スワップポイントとは?トルコリラで実践してわかった甘さと怖さ

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前回の記事で少し触れた「スワップ狙いのトルコリラ」について、もう少し詳しく書いておきます。為替差益を狙うのとは違う、スワップポイントという別の稼ぎ方の話です。

スワップポイントとは何か

スワップポイントは、金利の高い通貨を買って金利の低い通貨を売ると、その金利差分を毎日受け取れる仕組みです。日本は長らく低金利なので、円を売って高金利の外貨を買うポジションを持つと、ポジションを翌日に持ち越すたびにスワップポイントが積み上がっていきます。株の配当のように「持っているだけで収益が発生する」という感覚に近いです。

なぜトルコリラなのか

トルコリラを選んだ理由は単純で、政策金利がかなり高いからです。トルコは高インフレを抑えるために政策金利を大幅に引き上げており、それに伴ってスワップポイントも他の通貨より大きくなります。「金利が高い=スワップがたくさんもらえる」というシンプルな発想で少額から始めてみました。

実際の数字:スワップは稼げているが、為替差損の方が大きい

正直に現状を書きます。トルコリラ/円は3.282円で買い、現在は3.217円。為替差損益は-13,100円ですが、未実現スワップは+2,185円ついていて、合計では-10,915円という状況です。つまり「スワップはちゃんと積み上がっているが、通貨自体の値下がり(為替差損)の方が大きい」という状態です。高金利通貨は、その金利の高さの裏側に「通貨が値下がりしやすい」というリスクが同居していることを、身をもって実感しています。

スワップ狙いの注意点

スワップ狙いの取引で気をつけたいのは、次の2点だと思っています。

  • 為替差損がスワップ収益を上回るリスク:高金利通貨は通貨安が進みやすい傾向があり、スワップで得た分を為替差損が食いつぶすことがある(まさに今の私の状況です)
  • レバレッジをかけすぎない:スワップ狙いは長期でポジションを持ち続ける戦略なので、証拠金維持率に余裕を持たせておかないと、途中の値動きでロスカットされてしまう

為替差益を狙う短期的な取引と、スワップポイントを狙う長期保有の取引は、そもそも戦略として別物だと考えた方がよさそうです。私はまだこのポジションを持ち続けていますが、今後も定点観測として報告していきます。

💡 用語の補足

・スワップポイントは通貨ペアの金利差から発生するため、各FX会社が独自に設定しており、同じ通貨ペアでも会社によって金額が異なる
・逆に低金利通貨を買って高金利通貨を売るポジションを持つと、スワップポイントは「支払う」側になる(マイナスのスワップ)

📊 加藤智也の分析メモ

スワップ狙いの取引をやってみて一番学んだのは、「高い金利には理由がある」ということです。トルコリラの金利が高いのは、それだけインフレ・通貨安のリスクが高いと市場が評価しているからです。うまい話には裏があるという、投資の基本を再確認させられました。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の取引を推奨するものではありません。FX・CFD・仮想通貨は元本を超える損失が生じる可能性がある金融商品です。取引を行う場合は、必ず余裕資金の範囲内で、ご自身の判断と責任において行ってください。

FX・CFDの仕組み自体は別記事で解説している。(FX・CFD入門の記事)

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