最近、「火遊び」と自分でも思いながらFXとCFDを始めました。株式投資は10年やってきましたが、こちらはまだ数ヶ月〜半年程度の初心者です。今回は本体のポートフォリオとは完全に切り離した、少額の遊び資金でやっている前提でお読みください。真似は推奨しません。まずは「そもそもFXとCFDって何?」というところから、自分の頭を整理する意味も込めて書きます。
FXとCFD、何が違うのか
FX(外国為替証拠金取引)は、ドルや円などの通貨を売買して、その値動きの差益を狙う取引です。CFD(差金決済取引)は、株価指数(日経225やNYダウなど)や原油・金などの商品を、実際に保有せず「値動きだけ」を取引する仕組みです。どちらも現物を持たずに証拠金(担保)を預けて取引する点が共通しています。
初心者を最初につまずかせる3つの用語
私も最初、この3つの言葉の関係がよくわかりませんでした。
- 証拠金:取引をするために証券会社に預ける担保金。これを元手に、証拠金の何倍もの金額を動かせる(レバレッジ)
- 証拠金維持率:預けている証拠金に対して、今のポジションがどれだけ余裕を持って耐えられるかを示す割合。数値が高いほど安全
- ロスカット:証拠金維持率が一定水準(証券会社によって設定は異なる)を下回ると、これ以上の損失を防ぐために強制的にポジションが決済される仕組み
ロスカットは「怖い仕組み」に見えますが、実際は「口座がマイナスになりすぎないための安全装置」です。むしろ怖いのは、この仕組みを理解せずに証拠金維持率がギリギリの状態で無理なポジションを取り続けることだと思っています。
私が決めているルール:証拠金維持率500%以上、理想は1000%
レバレッジは怖い、というのは嘘ではありません。ただ、リスクを取らずにルールをしっかり決めて守っていれば、人生が終わるようなことにはならないはずだと考えています。私が自分に課しているルールは「証拠金維持率は常に500%以上、できれば1000%以上を維持する」というものです。実際の口座を見ると、FXは預託保証金率992%、CFDは証拠金維持率254.61%(こちらはまだ余裕を厚めに持ちたいと感じています)という状態です。初心者にありがちな失敗は、証拠金維持率を意識せず「もっと大きく張れる」からと限界まで攻めてしまうことだと思います。
なぜドル円を買ったのか
正直に言うと、理由はシンプルです。ニュースで為替の話(円安・ドル高)を毎日のように耳にするので、一番身近な通貨ペアから始めてみようと思いました。米ドル/円は155.579円で買い、現在は156.449円。含み益は+49,784円です。派手な戦略はなく、「一番話題になっている通貨から知る」という初心者らしい入り方だったと思います。
スワップポイント狙いのトルコリラ
追加で、少額ですがトルコリラ/円も保有しています。狙いはスワップポイントです。スワップポイントとは、金利の高い通貨を買って金利の低い通貨を売ると、その金利差を毎日受け取れる仕組みのことです。トルコリラは政策金利が高いため、保有しているだけで比較的大きなスワップポイントが積み上がります。私の場合、為替差損は-13,100円ですが、未実現スワップが+2,185円ついていて、合計では-10,915円という状況です。為替が動かなくても金利差でコツコツ収益が積み上がる、という仕組みを実際に体験しています。トルコリラのスワップポイントについては別記事でもう少し詳しく書いた。
CFDでは日経225と原油ETFを保有中
CFDでは日経225と原油ETFを取引しています。日経225は買い・売りのポジションを組み合わせて合計+109,577円、原油ETFは-138,723円と、正直まだ苦戦している部分もあります。有効証拠金額に対する証拠金維持率は254.61%で「適正」ステータスですが、自分の中ではもう少し余裕を持たせたいと感じています。日経225の両建てについては別記事で詳しく書いた。
・レバレッジ:証拠金に対して何倍の金額を取引できるかを示す倍率。国内FX業者は法規制により最大25倍までと定められている
・証拠金維持率の計算式:(純資産額)÷(ポジションの必要証拠金)×100で算出される。数値が下がるほど危険水準に近づく
株式投資を10年やってきた自分から見ても、FX・CFDは値動きのスピード感がまったく違うと感じています。だからこそ「証拠金維持率だけは絶対に守る」というルールを自分に課すことが、続けていく上での唯一の防波堤だと思っています。この連載では、良い結果も悪い結果も隠さずに、不定期で報告していく予定です。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の取引を推奨するものではありません。FX・CFDは元本を超える損失が生じる可能性がある金融商品です。取引を行う場合は、必ず余裕資金の範囲内で、ご自身の判断と責任において行ってください。
実際のスワップポイント運用や、原油CFDの損切り体験、日経225の両建ての話も別記事に書いている。(スワップポイントの記事、原油CFDの損切り体験談、日経225両建ての記事)


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