シンガポール株を3銘柄持っている話──航空・通信・造船の正直な成績

アジア株の保有銘柄に関するスクリーンショット テーマ株・セクター

シンガポールは東南アジアで最も金融・規制環境が整った市場の一つだ。情報の透明性が高く、英語での情報発信も多いため、アジア株の中では比較的情報が取りやすい。私はシンガポール株を3銘柄保有している。

アジア株を始めるにあたって、「情報量が少ない国はポジションを小さく」というルールを自分に課している。シンガポールは他のアジア新興国に比べて情報が取りやすいため、少しだけ安心感を持って保有できている。

シンガポール航空(SIAL):含み益

シンガポール航空は世界でも高品質で知られるフラッグキャリアだ。コロナ後の国際線需要回復で業績が大きく改善し、含み益が出ている。プレミアムクラスの需要が特に強く、富裕層の旅行需要に支えられたビジネスモデルが安定している。

シンガポールテレコム(STEL):含み益

シンガポール・オーストラリアを中心に通信事業を展開する大手テレコムだ。配当が安定していて、高配当株として保有している面もある。通信インフラは景気に左右されにくい安定セクターで、ポートフォリオの安定剤的な役割を果たしてくれている。

ヤンジジャン シップビルディング(YAZG):含み益

シンガポールに上場する造船・オフショア関連企業だ。LNG船や海洋プラットフォームの建造を手がけていて、エネルギー転換の需要を取り込んでいる。こちらも含み益が出ている。

シンガポール株の特徴と私の評価

3銘柄とも含み益が出ていて、シンガポール株は今のところ堅調だ。情報の透明性・英語での開示・政治的安定性という点で、新興国の中では最も「安心して持てる」市場の一つだと感じている。

ただし、シンガポール市場全体の流動性は小さく、日本や米国市場のように売買が活発ではない。長期保有前提で少額を持つのが私のスタンスだ。


💡 銘柄・企業の補足

シンガポール航空(SIAL)は世界の航空会社格付けで常にトップクラスに位置する航空会社で、スカイトラックスの5スター認定を継続しています。シンガポール政府系の投資会社テマセク・ホールディングスが大株主で、「国が支える航空会社」という安定基盤があります。コロナ後の国際線需要回復・特にプレミアムクラスの富裕層需要が業績回復の主因です。

シンガポールテレコム(STEL、Singtel)はシンガポール・オーストラリアを中心に通信事業を展開する東南アジア最大の通信会社グループです。インドネシアのTelkomselにも出資しており、東南アジア全域に影響力を持ちます。配当が安定しており、景気に左右されにくい通信インフラというセクターで「ポートフォリオの安定剤」的な役割を果たしてくれています。

ヤンジジャン シップビルディング(YAZG)はシンガポールに上場する造船・オフショア(洋上設備)企業です。LNG船・海洋プラットフォームの建造・修理を手がけており、脱炭素化に向けたLNG需要の増加が追い風になっています。エネルギー転換という長期テーマに乗っている銘柄で、シンガポール政府系企業も株主に名を連ねています。

シンガポールは人口約600万人と小さな国ですが、一人当たりGDPは日本の約2倍。アジア最大の金融センターの一つで、情報の透明性・法制度の整備という点でアジア随一の信頼性があります。SGX(シンガポール証券取引所)は流動性が低いため、売買は長期保有前提・少額が合理的です。

📊 加藤智也の分析メモ

シンガポール株を3銘柄選んだのは「アジア株の中で最も信頼できる市場から入りたい」という理由でした。情報が英語で取りやすく、規制リスクが低く、政治的に安定している。新興国株への不安を持ちながら始めた自分には、シンガポールは入りやすい市場でした。

シンガポール航空が動いたのは、コロナ後のリベンジ旅行とプレミアムクラス需要の回復が想定以上に強かったからだと思います。格安航空との競争より「上質な体験にお金を払う」富裕層の需要が先に戻った。航空会社の中でも「高品質な旅行体験」を売りにするシンガポール航空には有利な流れでした。

シンガポールテレコムは「動かない安心感」が魅力で、大きく上がりもしないけど下がりもしない。通信インフラは景気に関係なく必要とされるので、ポートフォリオ全体の安定剤として機能しています。

ヤンジジャン造船はLNG船の需要増加が追い風になっています。脱炭素化に向けて石炭から天然ガスへのシフトが進むなか、LNG船の需要は長期的に堅調だと見ています。3銘柄とも含み益が出ていて、シンガポール株への入り方としては悪くなかったと思っています。

このブログは加藤智也の個人的な投資日記です。特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

韓国株の話も別記事で書いている。(韓国株の記事)

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