物価上昇が続く本当の理由と、インフレに負けない資産運用の始め方

物価上昇が続く本当の理由と、インフレに負けない資産運用の始め方 - 加藤智也ノートのアイキャッチ画像 マクロ・資産防衛

スーパーに行くたびに「また値上がりしたな」と感じるようになったのは、ここ数年のことだ。電気代・食料品・外食……日常のあらゆる場面で物価上昇を実感している。なぜここまで価格が上がり続けるのか、自分なりに調べてみた。

物価が上がり続ける理由、私なりの整理

私が調べた限りでは、インフレの要因はざっくり「需要側」と「供給側」に分けられる。需要側は景気が良くモノを買う人が増えること、供給側は原材料コストや輸送費の上昇など。日本の場合は円安の影響も大きく、輸入コストが上がるとそれが商品価格に転嫁される。

コロナ後のサプライチェーン混乱、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格上昇など、複数の要因が重なったのがここ数年の物価上昇の背景だと理解している。「一時的では?」という見方もあったが、結果的にインフレは定着しつつある。

インフレに負けないために私がやっていること

現金で貯めているだけでは、インフレ分だけ実質的な価値が目減りする。これが身にしみてわかってから、投資への姿勢が変わった気がする。私はNISAを使って毎月オルカン・S&P500を積み立て、あわせてVOO・VT・SPYDなどの米国ETFも保有している。

完璧な戦略があるわけではないが、「インフレに強い資産(株・不動産・金など)に少しずつ分散する」という方向性は、多くの投資家が実践していることだ。私もまだ道半ばだが、インフレを意識して動き始めたこと自体は正解だったと感じている。

まず少額・少品目で始めてみる

「何を買えばいいかわからない」という人には、まず全世界株式(オルカン)や米国株式(S&P500)インデックスへの毎月積立を試してみることを勧めたい。私自身もこれをベースにして、少しずつ個別株やETFに手を広げてきた。いきなり全部やろうとせず、まず一歩踏み出すことが大事だと思っている。

私がインフレを実感し始めたのは2023年頃からで、スーパーの値段や外食費が目に見えて上がってきた。「円安+輸入コスト上昇」という日本特有のインフレ要因も重なり、生活防衛という観点からも資産形成の重要性を再認識した。私がオルカンの積立を続けているのは「インフレに負けないリターン」を長期で取るためでもある。現金を眠らせているだけでは、気づかないうちに「実質的な価値が目減りしている」ことになる。

難しい局面ほど、冷静に自分の基準に戻ることが大切だと感じています。投資判断はご自身でどうぞ。

💡 物価上昇データの補足

・日本の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は2022年以降、日銀の目標である2%を上回る水準での推移が続いている
・円相場は2022年の1ドル=115円前後から、2024年以降は150円台まで円安が進行。輸入コストの上昇分がそのまま物価に転嫁されやすい構造になっている

📊 加藤智也の分析メモ

スーパーでの体感と物価統計の数字を照らし合わせると、実際の生活実感の方が統計よりも重く感じることが多い。「物価上昇率が落ち着いた」と言われても、一度上がった値段が元に戻ることはほぼないため、家計の防衛意識はむしろ強まっている。

なお、積極財政とMMTという枠組みは別の記事でも書いているので、興味があれば合わせて読んでほしい。

積極財政とMMTという切り口では別記事も書いた。(積極財政とMMT入門の記事)

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