中間選挙の結果が出た夜、私はSBI証券を開いていた
数年前の米国中間選挙。深夜にスマホで開票速報を見ながら、同時にSBI証券の米国株画面を開いていた。「こういうとき、相場はどう動くんだろう」と純粋に気になったのが、このパターンを調べるきっかけだった。
調べてみると、米国では中間選挙後の約75日間(おおむね11月〜翌年1月末)にかけて株式市場が上昇しやすいという歴史的な傾向があることがわかった。「ねじれ議会」になると大きな政策変更が起きにくく、市場が安心するという解釈が一般的らしい。
実際にデータを見て感じたこと
S&P500の過去データをざっと調べると、確かに中間選挙後の年末にかけてプラスで終わるケースが多い。ただし「必ずそうなる」わけではないし、コロナショックやリーマンショックのような外部イベントには勝てなかった年もある。
私がVOOやVTを保有しているのは、こういう「特定の時期だけ狙う」よりも「ずっと持ち続ける」ほうが自分の性格に合っているからだ。でも、中間選挙後というタイミングが追加投資を考えるひとつの理由になり得るとは思っている。実際、そのタイミングでSPYDを少し追加したことがある。
パターンを知ることと、それに乗ることは別の話
「75日間の利益期間」という話を聞くと、「じゃあそこだけ買えばいい」と思いたくなる。私もそう思った。でも実際には、その75日間に入るタイミングを完璧に見極めるのは難しいし、その後の相場がどうなるかは誰にもわからない。
結局、こういう歴史的パターンは「相場の雰囲気を理解する材料」として使うのが現実的だと私は感じている。オルカンの積立はどの月も続けながら、追加投資のタイミングの参考情報として頭に入れておく程度がちょうどいい。
「75日間」を鵜呑みにしない投資の考え方
「中間選挙前の75日間は株価が上昇しやすい」というデータは面白い。ただし、こうしたアノマリー(統計的傾向)は「だから今すぐ買え」の根拠にはならない。アノマリーが広く知られると、先回り買いが入って効果が薄れることもある。知っておく価値はあるが、唯一の根拠にするのは危険だ。
私が選挙サイクルで学んだのは「選挙前後は市場が動きやすい」という感覚的な理解だ。実際に2024年の米国大統領選挙前後、市場の動きは激しかった。「不確実性が解消される」という安心感から選挙後に上がるパターンは確かに多い。ただし選挙結果によって全く逆の動きをすることもある。
私がこういったデータを参考にしながらも基本スタンスを変えないのは、「タイミングを当てようとするほど失敗する」という経験があるからだ。日経ベアETFで逆張りして損切りしたのも、「今は下がるタイミングだ」という根拠のない自信があったからだ。サイクル論は「参考の視点」として持ちながら、積立の基本を崩さないことが長期投資の正解だと思っている。
これが答えだとは言いません。ただ私はこう読んでいる、という記録です。
2026年後半の株価が上昇しやすい理由については別記事にまとめている。(2026年後半の株価上昇理由の記事)


コメント