メガバンク株で配当をもらいながら+63〜+114%──三菱UFJと三井住友FGを正直に評価する

高配当株の保有銘柄に関するスクリーンショット テーマ株・セクター

「銀行株は地味」「成長性がない」と言われることが多い。確かに派手な成長株ではない。でも私は三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)と三井住友フィナンシャルグループ(8316)を保有し続けていて、結果に満足している。

三菱UFJ(8306):取得1,819円 → 現在3,608円(+98%)

取得単価1,819円が現在3,608円まで上昇。含み益は+178,900円で、率にすると+98%に達している。

三菱UFJは日本最大のメガバンクで、海外展開も積極的だ。日銀の金利政策転換(マイナス金利解除)が追い風になり、銀行の本業収益(利ざや)が改善して株価を押し上げた。

三井住友FG(8316):取得4,142円 → 現在6,794円(+64%)

取得単価4,142円が現在6,794円で+64%。含み益は+265,200円。三菱UFJと並ぶメガバンクで、同様に金利上昇の恩恵を受けている。

どちらも毎年安定した配当を出してくれており、配当込みのトータルリターンはさらに大きくなっている。

住友商事も含めたメガバンク周辺の保有

金融セクターとして近い性質を持つ住友商事(8053)も取得単価817円から現在1,750円で+114%になっている。商社と銀行はビジネスモデルが異なるが、「配当をもらいながら株価も上がる」という点では共通していて、私のポートフォリオの安定を支えてくれているセクターだ。

メガバンク株が上がった本当の理由

2024年以降のメガバンク株上昇の最大の要因は日銀の金利政策の転換だ。長年続いたマイナス金利・超低金利政策が見直されたことで、銀行の利ざや(預金と貸出の金利差)が改善した。金利が上がると銀行は儲けやすくなる、という基本的な仕組みが働いた。

加えて、外国人投資家による日本株への資金流入も追い風になった。バフェットの商社株買い以降、「日本株は割安」という認識が世界に広がり、メガバンクにも資金が流れ込んできた。

配当をもらいながら株価も上がる理想の展開

メガバンク株は「配当を受け取りながら株価も上がる」という理想的な形で推移してくれた。派手さはないが、こういう安定した上昇が長期投資のメインになると気持ちが楽だ。


💡 銘柄・企業の補足

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は総資産約400兆円規模で世界トップ10に入る銀行グループです。米国・東南アジア・欧州に幅広く拠点を持ち、タイのアユタヤ銀行(KRUNGSRI)も傘下に収めるグローバル展開をしています。日本最大のメガバンクですが、海外収益比率は年々高まっており、純粋な「日本の銀行」ではなくなっています。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)は2002年に三井銀行と住友銀行が合併して誕生したグループです。消費者金融(SMBCコンシューマーファイナンス)・リース(住友三井オートサービス)など、銀行以外の金融事業も幅広く展開しています。

メガバンク株が急伸した最大の理由は日銀のマイナス金利政策の解除(2024年)と利上げ方向への転換です。銀行の収益の柱は「預金金利と貸出金利の差(利ざや)」で、金利が上がるほど銀行は儲かりやすくなります。10年以上続いた超低金利の時代、メガバンクはその恩恵を十分に受けられていませんでした。

📊 加藤智也の分析メモ

メガバンク株がここまで一気に動いたのは、正直想定以上でした。「金利が上がると銀行が儲かる」という構造は知っていましたが、日銀が本当に動くとは半信半疑だった部分もあります。

動いた理由はいくつか重なったと見ています。ひとつは日銀のマイナス金利解除という本命の材料。もうひとつはバフェット氏が日本の商社株を大量保有していることがニュースになり、世界の投資家の「日本株って意外と安い?」という意識が変わったこと。メガバンクも同じ文脈で見直されました。さらに外国人投資家が日本株全体を買い始めるタイミングと重なって、一気に上昇した印象があります。

配当をもらいながら株価も2倍近くになるとは思っていなかった。「地味で退屈な銘柄」が最も動いた、というのが投資の面白いところです。今も保有を続けているのは、金利正常化の流れがまだ続いていると見ているからです。

このブログは加藤智也の個人的な投資日記です。特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

海運株の配当についても別記事で書いた。(海運株の配当記事)

コメント

タイトルとURLをコピーしました