今月から「月次ポートフォリオ」をリニューアルして、毎月の恒例企画として続けていくことにした。内容はシンプルで、私が今持っている銘柄と、それぞれがポートフォリオ全体の何%を占めているかを一覧にするだけ。保有株数や金額は出さず、比率だけを公開する。
比率だけでも、毎月並べていけば「何を買い増したか」「何を減らしたか」「どこに偏っているか」がはっきり見えてくる。自分の記録として、そして同じように資産形成をしている人の参考になればうれしい。初回の今回は、2026年9月末時点の一覧だ。
今月のサマリー
| 区分 | 銘柄数 | 比率 |
|---|---|---|
| 日本株(国内上場) | 32 | 22.15% |
| 投資信託(国内) | 6 | 20.33% |
| 米国ETF(株式) | 9 | 42.79% |
| 米国個別株 | 18 | 6.04% |
| アジア株 | 27 | 3.89% |
| 米国ETF(債券) | 5 | 1.34% |
| 金・銀・プラチナ | 3 | 0.27% |
| 現金(外貨預り金) | — | 3.18% |
保有銘柄は全部で100銘柄。比率の大きい上位10銘柄はこうなっている。
| 銘柄 | コード | 比率 |
|---|---|---|
| バンガード S&P500 | VOO | 11.51% |
| バンガード トータル・ワールド・ストック | VT | 10.63% |
| SPDR S&P500高配当株式 | SPYD | 8.85% |
| トヨタ自動車 | 7203 | 5.76% |
| SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) | — | 4.42% |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | — | 4.19% |
| バンガード 米国高配当株式 | VYM | 3.92% |
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | — | 3.84% |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(一部NISA) | — | 3.33% |
| eMAXIS NASDAQ100インデックス | — | 3.07% |
日本株(国内上場)
国内の証券取引所に上場している銘柄。NISAの成長投資枠で持っている銘柄には「(NISA)」と付けている。NEXT FUNDS NASDAQ-100は米国株に投資するETFだが、国内上場なのでここに入れた。
| 銘柄 | コード | 比率 |
|---|---|---|
| トヨタ自動車 | 7203 | 5.76% |
| 日本製鉄 | 5401 | 1.40% |
| JT | 2914 | 1.17% |
| 良品計画 | 7453 | 1.09% |
| ソフトバンク | 9434 | 1.03% |
| 味の素(NISA) | 2802 | 0.89% |
| MS&AD(NISA) | 8725 | 0.83% |
| すかいらーくHD | 3197 | 0.82% |
| 三菱商事 | 8058 | 0.81% |
| 日本郵船 | 9101 | 0.61% |
| 住友商事 | 8053 | 0.60% |
| ENEOS | 5020 | 0.58% |
| NTT | 9432 | 0.58% |
| 三井住友FG | 8316 | 0.58% |
| JAFCO | 8595 | 0.57% |
| 三菱HCキャピタル | 8593 | 0.57% |
| 川崎汽船 | 9107 | 0.56% |
| 旭化成 | 3407 | 0.42% |
| コシダカHD | 2157 | 0.34% |
| ナイガイ | 8013 | 0.33% |
| しずおかFG | 5831 | 0.31% |
| 三菱UFJ | 8306 | 0.31% |
| UBE | 4208 | 0.29% |
| 関西電力 | 9503 | 0.23% |
| 中部電力 | 9502 | 0.23% |
| NEXT FUNDS NASDAQ-100(ヘッジ無) | 1545 | 0.21% |
| CMK | 6958 | 0.20% |
| 三菱ケミカルグループ | 4188 | 0.20% |
| NTN | 6472 | 0.16% |
| 第一ライフグループ | 8750 | 0.16% |
| 住友化学 | 4005 | 0.15% |
| SBI新生銀行 | 8303 | 0.13% |
投資信託(国内)
日本の投資信託。オール・カントリーは特定口座とNISA(成長投資枠・つみたて投資枠)に分けて持っているので、1本にまとめて「(一部NISA)」と付けた。
| 銘柄 | コード | 比率 |
|---|---|---|
| SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) | — | 4.42% |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | — | 4.19% |
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | — | 3.84% |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(一部NISA) | — | 3.33% |
| eMAXIS NASDAQ100インデックス | — | 3.07% |
| 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド | — | 1.48% |
米国ETF(株式)
| 銘柄 | コード | 比率 |
|---|---|---|
| バンガード S&P500 | VOO | 11.51% |
| バンガード トータル・ワールド・ストック | VT | 10.63% |
| SPDR S&P500高配当株式 | SPYD | 8.85% |
| バンガード 米国高配当株式 | VYM | 3.92% |
| バンガード トータル・インターナショナル(除く米国) | VXUS | 2.40% |
| SPDR S&P全世界配当株式 | WDIV | 2.30% |
| JPモルガン エクイティ・プレミアム | JEPI | 1.53% |
| グローバルX NASDAQ100カバードコール | QYLD | 1.51% |
| WisdomTree新興国高配当 | DEM | 0.15% |
米国個別株
| 銘柄 | コード | 比率 |
|---|---|---|
| UGI | UGI | 1.11% |
| ベライゾン | VZ | 0.75% |
| 台湾セミコンダクター(TSMC) | TSM | 0.62% |
| メタ・プラットフォームズ | META | 0.49% |
| エヌビディア | NVDA | 0.47% |
| アップル | AAPL | 0.45% |
| スリーエム | MMM | 0.45% |
| AT&T | T | 0.40% |
| ジョンソン&ジョンソン | JNJ | 0.36% |
| アルトリア・グループ | MO | 0.16% |
| フォード・モーター | F | 0.16% |
| フレックスLNG | FLNG | 0.13% |
| ワーナー・ブラザース・ディスカバリー | WBD | 0.12% |
| エジソン・インターナショナル | EIX | 0.11% |
| ソルベンタム | SOLV | 0.08% |
| ミューラー・インダストリーズ | MLI | 0.08% |
| アメリカン・エレクトリック・パワー | AEP | 0.08% |
| テラス | TU | 0.01% |
アジア株
| 銘柄 | コード | 国 | 比率 |
|---|---|---|---|
| レノボ・グループ | 00992 | 中国・香港 | 1.19% |
| YTLパワー・インターナショナル | YTLP | マレーシア | 0.58% |
| サムスン電子 | 005930 | 韓国 | 0.35% |
| デルタ電子(タイ) | DELTA | タイ | 0.31% |
| YTLコーポレーション | YTLS | マレーシア | 0.30% |
| シンガポール航空 | SIAL | シンガポール | 0.14% |
| 美団 | 03690 | 中国・香港 | 0.12% |
| ガムーダ | GAMU | マレーシア | 0.10% |
| パブリック・バンク | PUBM | マレーシア | 0.08% |
| ハイブ | 352820 | 韓国 | 0.08% |
| 百度(バイドゥ) | 09888 | 中国・香港 | 0.07% |
| コンフォートデルグロ | CMDG | シンガポール | 0.07% |
| 韓国造船海洋 | 009540 | 韓国 | 0.06% |
| セムコープ・インダストリーズ | SCIL | シンガポール | 0.06% |
| サイアム商業銀行 | SCB | タイ | 0.06% |
| 揚子江船業 | YAZG | シンガポール | 0.05% |
| CIMBグループ | CIMB | マレーシア | 0.05% |
| シンガポール・テレコム | STEL | シンガポール | 0.05% |
| サイム・ダービー | SIME | マレーシア | 0.04% |
| スターハブ | STAR | シンガポール | 0.04% |
| バンコク・ドゥシット・メディカル | BDMS | タイ | 0.02% |
| ラチャブリ・グループ | RATCH | タイ | 0.01% |
| バンコク・エクスプレスウェイ&メトロ | BEM | タイ | 0.01% |
| ビューティ・コミュニティ | BEAUTY | タイ | 0.01% |
| BTSグループ | BTS | タイ | 0.01% |
| ランド・アンド・ハウジズ | LH | タイ | 0.01% |
| ジャスミン・インターナショナル | JAS | タイ | 0.00% |
米国ETF(債券)
| 銘柄 | コード | 比率 |
|---|---|---|
| SPDR 短期ハイイールド債 | SJNK | 0.33% |
| iシェアーズ ハイイールド社債 | HYG | 0.26% |
| バンガード 米国中期社債 | VCIT | 0.26% |
| SPDR ハイイールド債券 | JNK | 0.25% |
| iシェアーズ 米ドル建て社債5-10年 | IGIB | 0.25% |
金・銀・プラチナ(現物)
少額だけど、金・銀・プラチナも現物で持っている。
| 銘柄 | コード | 比率 |
|---|---|---|
| 金(現物) | — | 0.12% |
| 銀(現物) | — | 0.08% |
| プラチナ(現物) | — | 0.06% |
FX・CFD(比率の計算には含めない)
FXとCFDも少しやっている。ただ、レバレッジをかけた取引は、取引の金額(想定元本)がそのまま自分のお金というわけではないので、比率の計算には入れていない。持っているポジションの銘柄と売買の方向だけ載せておく。FX・CFDの詳しい運用記録は、FX・CFD・仮想通貨のカテゴリーで別に書いている。
| 取引 | 銘柄 | 売買 |
|---|---|---|
| FX | 米ドル/円 | 買 |
| FX | メキシコペソ/円 | 買 |
| FX | 南アフリカランド/円 | 買 |
| FX | トルコリラ/円 | 買 |
| CFD | 日経225(2026年限月) | 買・売(両建て) |
| CFD | 原油ETF(2026年限月) | 売 |
| CFD | 原油ETF(2027年限月) | 売 |
補足:全体のバランス(円グラフ)

加藤智也の振り返り:一覧にして初めて見えたこと
こうして全部並べてみると、ポートフォリオの土台になっているのはやはりインデックスだった。VOO・VTと、S&P500・全米株式・オール・カントリー・NASDAQ100の投資信託を合わせると、全体の約37%を占めている。さらにSPYD・VYMなどの高配当系ETFと、米国高配当株の投資信託2本を合わせると約21%。「インデックスで土台を作り、高配当で配当を積み上げる」という形が、数字の上でもはっきり出ていた。
一方で、100銘柄のうち79銘柄は比率が1%未満。アジア株を中心に、比率の小さい持ち株がたくさん並んでいる。一覧にしてみると、整理するか、このまま育てるかを考えるきっかけになりそうだ。
日本株で一番大きいのはトヨタ自動車で、全体の約5.8%。個別銘柄としてはポートフォリオ全体でも最大で、日本株の中では頭ひとつ抜けている。
正直な悩み:この偏り、どう整理する?
一覧にしてみて、正直、偏りを感じている。ただ、整理しようと思ってもなかなか動けずにいる。悩んでいるのは主にこの2つだ。
① 配当の少ない銘柄は、処分してもいいのか
配当が少ない銘柄は整理したい気持ちがある。でも以前、配当が少ないと思って売った銘柄が、実は買ったときの値段(取得額)で計算すると配当利回りがかなり高かったと、売った後から気づいたことがある。今の株価で見ると利回りは低くても、昔から持っている銘柄ほど取得額ベースの利回りは高くなっている。今考えているのは「取得額ベースの配当利回りが高い銘柄は残す、取得額ベースで見てもイマイチな銘柄は処分する」という線引きだ。
② エヌビディアのような成長株は、個別で持ち続ける意味があるのか
エヌビディアなどの大型の成長株は、VOOやVT、NASDAQ100の投資信託にもすでに組み入れられている。インデックスで間接的に持っているなら、個別株としては売ってもいいのでは、という思いもある。
それでも動けないのは、「投資の基本は長期」という言葉がどうしても頭から離れないからだ。実際、売った後の1年で大きく化けた銘柄もあった(マイクロンは2025年に売ったが、今の株価は売値の約10倍)。売れば後悔するかもしれないし、持ち続けても偏りは変わらない。
同じように悩んだことがある方、「自分ならこう整理する」という考え方があれば、ぜひコメントやX(@ktn12012009)で教えてください。いただいた意見は、来月の記事で紹介させてもらうかもしれません。
次回予告
次回は10月末〜11月初めに、10月末時点の一覧を出す予定。2回目からは「前月から増えた銘柄・減った銘柄・新しく買った銘柄・売った銘柄」もあわせて記録していく。
💡 補足
・比率は2026年10月1日時点の評価額(外国株・外貨は同日の為替レートで円換算)をもとに計算した。9月30日の時点では取得できなかったため、1日ずれている
・対象はSBI証券の株式・ETF(特定口座・一般口座・NISA成長投資枠)、投資信託(特定口座・NISA)、金・銀・プラチナ(現物)、外貨の預り金。FX・CFDは比率の計算に含めていない。iDeCoは利用していない
・比率は小数点第3位を四捨五入しているため、合計がちょうど100%にならない場合がある
📊 加藤智也の分析メモ
今回は金額ではなく比率で公開することにした。比率でも「どこに偏っているか」はちゃんと伝わるし、毎月並べれば自分の投資のクセも見えてくると思う。土台はETF、その周りに日本株と小さな個別株がたくさん、というのが今の私のポートフォリオの形だ。来月以降、この一覧がどう変わっていくのか、自分でも楽しみにしている。
※本記事は筆者個人の保有状況の記録であり、特定の銘柄・金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。


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