電車に乗るだけでVポイントが貯まる、10月7日スタート——キャンペーン中は最大13%。車通勤の私にも関係ある?運賃ごとに計算してみた

生活とお金

10月7日から、クレジットカードのタッチ決済で電車に乗るだけでVポイントが貯まる「乗車ポイント」が始まる。三井住友カードなどが、京王電鉄・つくばエクスプレス・ゆりかもめ・江ノ島電鉄の4社で、2年間の実証実験として行うものだ。

還元率は普段は0.5%だけれど、12月30日までのキャンペーン中は乗車ポイントが5%に上がり、三井住友カードのスマホのタッチ決済なら、決済ポイントと合わせて最大13%になる。数字だけ見るとかなり大きい。ただ、私は車通勤なので、普段は電車にほとんど乗らない。そんな私にも関係があるのかどうか、中身を整理してみた。

「乗車ポイント」の中身

項目 内容
始まる日 2026年10月7日(2年間の実証実験)
対象の路線 京王電鉄、つくばエクスプレス、ゆりかもめ、江ノ島電鉄(全線・全駅)
貯まるポイント 運賃200円(税込)につきVポイント1ポイント(還元率0.5%)
キャンペーン(10月7日〜12月30日) 乗車ポイントが5%に。三井住友カードのスマホのタッチ決済の決済ポイント(最大8%)と合わせて最大13%
使えるカード タッチ決済に対応したVisaブランドのカード(三井住友カード以外が発行したVisaも対象)
必要な準備 Vポイントアプリから「Q-move」に会員登録し、V会員番号と連携する

ポイントは2種類ある。カードで運賃を払ったときの「決済ポイント」と、今回始まる「乗車ポイント」だ。この2つは別々に貯まるので、条件を満たせば両方もらえる。

「最大13%」を自分の運賃で計算してみる

最大13%は、キャンペーン中の乗車ポイント5%と、三井住友カードのスマホのタッチ決済での決済ポイント最大8%を足した数字だ。決済ポイントの8%には条件があるので、実際にはそこまで届かない人も多いと思う。ここでは、乗車ポイントだけで計算してみる。

1カ月の運賃 普段(0.5%) キャンペーン中(5%)
5,000円 25ポイント 250ポイント
10,000円 50ポイント 500ポイント
20,000円 100ポイント 1,000ポイント

普段の0.5%だと、月1万円乗っても50ポイント。正直、これだけで乗り方を変えるほどではない。キャンペーン中の5%なら月500ポイントなので、対象の路線をよく使う人には、年末までの3カ月だけでもうれしい金額になる。

Suicaから乗り換えるべき?

結論から言うと、対象の4路線をよく使う人なら、キャンペーン中だけでも試す価値はあると思う。ただし、注意点もある。

  • 使える路線がまだ少ない:対象は4社だけ。乗り換え先の路線がタッチ決済に対応していないこともある
  • 定期券の代わりにはならない:通勤で定期券を使っている人は、定期の区間では関係が薄い
  • 事前の登録が必要:Q-moveへの登録とV会員番号の連携をしないと、乗車ポイントはつかない
  • 改札の専用の読み取り機にかざす:普通のSuica用の場所とは違うので、慣れるまで少し戸惑いそうだ

三井住友カードは、タッチ決済で電車に乗る「クレカ乗車」がまだあまり使われていないので、ポイントで広めたいという狙いがあると報じられている。キャンペーンで還元率を大きく上げているのも、まず使ってもらうためだと思う。

加藤智也の視点:車通勤の私には「出かけたときのおまけ」

私は夫婦とも車で通勤していて、普段の移動はほとんど車だ。だから、毎日の通勤でこの乗車ポイントを貯めることはない。ガソリン代の方がずっと大きな出費で、最近はそちらの値上がりの方が気になっている(ガソリンの記事)。

それでも、普段使っている三井住友カードがそのまま改札で使えて、旅行や出かけた先でポイントが貯まるなら、知っておいて損はない。私はSBI証券のクレカ積立や日常の買い物でVポイントを貯めていて(三井住友カードとSBI証券の記事)、貯まったポイントは投資信託の買付に回している。電車に乗る機会があれば、そこに少しだけ上乗せされる、くらいの気持ちで登録しておこうと思う。

今回は4路線だけの実験だけれど、2年後に対象の路線が増えていれば、電車通勤の人にとっては「乗るだけで貯まる」が当たり前になるかもしれない。毎日電車に乗る人ほど、今のうちに仕組みを知っておく価値がありそうだ。

💡 補足

・「クレカ乗車」は、Suicaなどの交通系ICカードではなく、クレジットカードやスマホのタッチ決済で改札を通る仕組み
・Q-moveは、クレカ乗車の利用履歴を管理するサービス
・キャンペーンの還元率や条件は変わることがあるため、使う前に三井住友カードなどの公式の案内を確認したい
・決済ポイントの「最大8%」は、対象のカードやスマホのタッチ決済など、決まった条件を満たした場合の数字

📊 加藤智也の分析メモ

「最大13%」という見出しは目を引くけれど、普段の還元率は0.5%で、対象の路線も4社だけ。大事なのは「自分の生活で実際にいくら貯まるか」を計算してから動くことだと思う。キャンペーンは入り口で、本当に定着するかは、対象の路線がどこまで増えるか次第だ。ポイントのために行動を変えるのではなく、普段の行動にポイントがついてくる形を選ぶのが、ポイ活を長く続けるコツだと感じている。

※本記事は三井住友カードなどの発表と報道をもとにした2026年10月5日時点の情報提供を目的としており、特定のカードやサービスの利用を推奨するものではありません。還元率や対象路線、キャンペーンの条件は変更される場合があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました