【緊急】CLARITY法案否決の一夜で−7万1801円、私の暗号資産26銘柄はこうなった

【緊急】CLARITY法案否決の一夜で−7万1801円、私の暗号資産26銘柄はこうなった - 加藤智也ノートのアイキャッチ画像 仮想通貨

2026年9月15日午後(米東部時間15:54頃、日本時間だと9月16日午前4時54分頃)、米上院で「CLARITY法案」の審議入りに向けた手続き採決(クローチャー採決)が行われた。結果は、必要な60票に届かず否決(非公式集計で賛成46・反対43)。前日18時台と今朝、自分の保有する暗号資産26銘柄の評価額を実際に比べてみたら、一晩で7万円以上の含み損が出ていた。

CLARITY法案とは何だったのか

CLARITY法案は、ビットコインやイーサリアムなどのデジタル資産を「証券」と「コモディティ」に整理し、証券に該当するものはSEC(証券取引委員会)、コモディティの現物市場はCFTC(商品先物取引委員会)がそれぞれ監督するという、規制の役割分担を法律で明確にする内容だった。今の米国の暗号資産業界は、明確なルールがないまま執行措置や裁判所の判断で運用されている状態なので、この法案が通れば「どの機関の管轄か分からない」という不透明感が解消されるはずだった。

今回はあくまで法案そのものの可決ではなく、本会議で正式に審議入りするための手続き投票(クローチャー採決)だったが、それすら60票を集められなかった。ギリバンド氏・ワーナー氏・ブッカー氏など、法案交渉に関わっていた民主党議員まで反対に回ったのが響いたようだ。

一晩で−7万1,801円――自分の保有資産の実データ

ビフォー(9月15日18〜19時)とアフター(9月16日朝7時54分時点)で、SBI VC Trade上の保有26銘柄の評価額を比較してみた。

区分 評価額(前) 評価額(後) 増減
暗号資産合計(26銘柄) ¥1,807,629 ¥1,735,828 −3.97%(¥−71,801)
USDC・JPY現金 ¥53,066 ¥53,066 ±0
総合計 ¥1,860,695 ¥1,788,894 −3.86%(¥−71,801)

26銘柄中23銘柄が下落し、上昇したのはわずか3銘柄(NEAR、CHZ、ZPG)だけだった。下落率が大きかった上位5銘柄は以下の通り。

銘柄 騰落率 差額
XRP −8.00% ¥−49,007
XLM −4.62% ¥−207
SHIB −3.82% ¥−54
ETH −2.98% ¥−16,516
DOGE −2.84% ¥−120

主力のBTCは−1.67%(¥−2,074)、保有額が大きめのLINKは−0.38%(¥−704)と、時価総額の大きい銘柄ほど下げ幅は比較的小さく収まった。逆に、規制の明確化で最も恩恵を受けると期待されていたXRPが、保有銘柄の中で唯一5万円近い損失(¥−49,007)を出しており、影響の大きさが際立っている。

一方でNEAR(+1.01%)、CHZ(+1.37%)、ZPG(+0.23%)の3銘柄はプラスで踏みとどまっており、暗号資産市場全体が一様に売られたわけではないことも分かった。

自分のポジションはどうなったか

自分は仮想通貨を約2年、この26銘柄に分散して保有している。レバレッジをかけたFX・CFDとは完全に切り離した、割り切った”遊び資金”としての現物保有なので、今回のような下落局面でも慌てて投げ売りする必要がある建て方にはしていない。それでも起きてすぐXRPだけで5万円近く減っているのを見たときは、正直「うわ、下がってる」と声が出た。

とはいえ現物保有でロスカットの心配がないぶん、今回は特に売買せず静観することにした。むしろ「否決」という結果は今後また審議のやり直しが必要になる話でもあるので、次に採決の予定が立ったタイミングで再び相場が動く可能性がある、ということは頭に入れておきたい。

まとめ

今回、たった1回の手続き採決の結果だけで、一晩のうちに7万円以上の含み損が生まれるのを実際に体験した。法案の中身そのものより「規制がどちらに転ぶか分からない不透明感」自体が相場を動かす材料になるのだと、身をもって実感した出来事だった。

💡 用語の補足

「クローチャー採決」とは、米上院で法案の審議を打ち切って次の段階(この場合は本会議での正式な審議入り)に進めるかどうかを決める手続き投票のこと。可決には出席議員の過半数ではなく60票(全100議席中)が必要で、この「60票の壁」が米上院で法案を通しにくくしている大きな要因になっている。今回はこの手続き投票の段階で否決されたため、法案自体の可否を問う本採決にはまだ進んでいない。

📊 加藤智也の分析メモ

正直、この採決自体はニュースで見るまで意識していなかったのだが、SBI VC Tradeからの注意喚起メールがなければ寝る前の価格すら確認していなかったと思う。結果的に自分の資産に直結する情報だったので、今後はこういう制度系のニュースにももう少しアンテナを張っておこうと思った一件だった。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の暗号資産の売買を推奨するものではありません。本記事で紹介している運用はFX・CFDとは別枠の少額の実験的な資金であり、通常の資産形成用ポートフォリオとは切り離しています。暗号資産は価格変動が非常に大きく、元本を大きく割り込む、あるいは元本を超える損失が生じる可能性があります。価格・制度動向は2026年9月時点の情報に基づいており、今後変動する可能性があります。投資判断はご自身の責任で行ってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました