衛星の数が増えるのは知っていたが、「ゴミ問題」まで考えていなかった
Starlinkが次々と衛星を打ち上げているニュースを見ていると、「宇宙はこれから来る」と直感的に思う。ただ、調べれば調べるほど「宇宙ゴミ(デブリ)問題」という現実にぶつかった。衛星1万個の時代が来れば、それだけ故障・廃棄されるモノも増える。
その問題を解決する会社がビジネスになる、という逆張りの発想を知ったとき、これは面白いと思った。
デブリ除去・追跡サービスという市場
現在、低軌道には数千個の機能しない衛星や部品が漂っている。これらは稼働中の衛星に衝突するリスクがあり、軍・商業・政府機関いずれにとっても無視できない問題だ。そこに目をつけているのが、宇宙状況把握(SSA)サービスや、デブリ除去ミッションを手がけるスタートアップ群だ。
具体的にはLeoLabsやAstroscale(日本発)、さらにNASAが委託するBoeing・Northrop Grummanなど。特にNorthrop GrummanはQQQやSPY構成銘柄に入っており、防衛×宇宙の交点として注目している。
個人投資家が取れるポジションは限られているが
純粋なデブリ除去ベンチャーは非上場が多く、直接投資は難しい。ただ、宇宙産業全体のインフラを担う大手防衛・航空宇宙株(Lockheed、Raytheon、Northrop)は上場しており、ETFを通じてアクセスできる。
僕自身は今は米国ETFメインだが、テーマとして「宇宙ゴミ処理」は10年単位で伸びる可能性があると感じている。宇宙に出るコストが下がれば下がるほど、ゴミも増える。インフラ整備とセットで考えると、地味だけど強い産業かもしれない。
「宇宙ゴミ」が投資テーマになるとは思わなかった
宇宙ゴミ(スペースデブリ)が投資テーマになると聞いたとき、少し笑ってしまった。でも調べてみると真剣な話で、衛星通信が広がるほど軌道上のゴミ問題は深刻になっている。SpaceXのStarlinkだけで数千機の衛星を打ち上げており、今後もっと増える見通しだ。
「問題が大きくなるほど、その解決策を提供する会社の価値が上がる」という投資の考え方は、宇宙デブリにも当てはまる。地上から追跡・除去するサービスや、衝突を回避する軌道計算サービスを提供する企業への需要は、衛星が増えるほど確実に増える。
私はまだ宇宙関連に直接投資していないが、宇宙インフラ全体に興味を持っている。SpaceXの間接的な保有(QQQ経由)は意識しているが、宇宙デブリ除去のような「ニッチかつ確実に必要になるビジネス」は、10年単位で見ると面白いテーマだと感じている。テーマへの過集中は避けながら、少額サテライトとして注目していきたい分野だ。
相場は読めません。ただ、こういう見方もあると知っておくだけで、パニックにならずに済む場面があると思っています。
SpaceX上場については別記事にまとめている。(SpaceX上場の記事)


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